連載中の健康保険組合の冊子「ジャストヘルス」。今回はお尻=臀筋です。
さて今回の表紙の北口榛花選手は陸上やり投げの選手で現日本記録保持者。瞬く間にオリンピックメダル候補まで駆け上がったシンデレラガール。
中学まで水泳とバトミントンをしていて、高校でも水泳をやるつもりだったけど、陸上部の先生に誘われて試しにやりを投げてみてから「ハマった」らしい。
小学生スポーツ応援するYouTubeスイッチマンでも話しているけど、将来こうやって大成するパターンとして、元々他のスポーツを色々やっていた選手が多い。
子どものうちは競技を「絞る」より「広げる」ことが大切。早く絞れば早く成果は出やすいけど、砂場の砂山づくりと同じことに。
土台を広げず高くしようとすれば、ある程度の高さまでなら早くその山はできるけど、早く崩れるリスクも。
しかし、急がずに土台を広くしっかり作ってから砂を乗せていけば、その後高く丈夫な山ができる。この子どもの土台=基礎は、様々なスポーツや運動経験だと思う。
またこれはスポーツに限らず。
運動だけではなく勉強や社会経験、対人関係などの数が多いほど、その後の人生が豊かになると思う。
申し訳ないけど私の周りのその競技や世界だけの「エリート街道まっしぐら」だった人ほど、その後大変なことになっている場合が多い。
私自身はスポーツで生きていくことに早くから絞り過ぎたことの良し悪しも今感じている。こんな仕事してなかったらどうなっていたのかと。
今風で言うとダイバーシティ(多様性)が
子どもも大人もこれからの世界は必要不可欠なのかな。